さとう いづみ
広島市出身、岩国市在住。
運動が全然出来なかった私が大人になってから出逢ったフラメンコ。
1993年、25歳の時語学留学先で出会ったスペイン人のクラスメートはいつも歌って踊っていてなんて楽しい人種なんだ!と激しく感銘を受け、帰国後クラスの中で埋もれてするのは自信がなかったので、個人レッスンからスタートしました。
しばらくして中国地方で唯一のタブラオ『スペイン居酒屋バル』がオープンし、美味しい料理と地元のアーティストによる毎晩のステージ。もうここはスペインか?と思いました。
またまたすっかり魅せられて、オーナー稲田純子氏にバイレを習い始めました。稲田先生は40歳からフラメンコを始められた方で、スペイン人アーティストから伝授されたフラメンコを熱心に教えてくださいました。夢にまでみたバルのステージにも出演できるようになり、ギタリスト梶原龍氏、天野リキ氏の入念なご指導も仰ぎながら、ここで生のフラメンコを存分に勉強させてもらいました。
私の情熱は一気に湧き上がり、2003年、セビリアへ初のフラメンコ短期留学。
当時はスペイン語も全然分からなかったけど、毎日レッスンに通い、地元の陽気な人達や美しい町並からスペインの生の息遣いや生き様を感じ、『フラメンコは人生だ』と稲田先生がよくおっしゃっていた意味を実感しましたし、ますますスペインが好きになりました。
帰国後カルチャー教室から講師活動を始め、2006年よりカヒータ デ コローレスとしてサークルを立ち上げました。今までに4回渡西、4回目はセビリアで2年に一度開催されるビエナル フラメンコというフェスティバルを見に行きました。
現在講師活動の他、自主ライブの企画、ライブ出演など行っております。
40歳を過ぎて、自分の体のメンテナンスのためにヨガを始めました。
2014年シヴァナンダヨガTTC修了。身体の仕組みや正しい使い方を学ぶ中で、フラメンコで実感していた身体を流れるエネルギーと肉体との繋がりを深く理解して行きました。
フラメンコはレアなジャンルなので魅せられる人もレアかと思いますが、もっと気軽に身体の学びがこの世界の誰かのお役に立てたら楽しいなと思い、2018年より少人数制でバランスワークという身体を整えるためのクラスを始めました。